【2023年6月以降】1級第2部、2級第2部に関する改定のお知らせ
2023年度4月からのIPA主催基本情報技術者試験の変更に伴い、対応して
サーティファイ情報処理技術者能力認定試験を改定いたします。改定後の出題形式は以下の通りです。
■改定時期
・1級第2部:2023年度第2回試験(2023年9月)より
・2級第2部:2023年度第1回試験(2023年6月)より
出題内容 | 1級 | 2級 | 3級 | |||
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テ ク ノ ロ ジ 系 |
1.基礎理論 | |||||
1.基礎理論 | ||||||
基数変換、データ表現、演算と精度、論理演算など | ○ | ○ | ○ | |||
確率と統計、数値解析、数式処理、グラフ理論など | ○ | ○ | × | |||
符号理論、述語論理、オートマトン、計算量など | ○ | ○ | × | |||
伝送理論(伝送路、変調方式、誤り検出・訂正など) | ○ | ○ | ○ | |||
2.アルゴリズムとプログラミング | ||||||
データ構造(スタックとキュー、2分木、リストなど) | ○ | ○ | ○ | |||
流れ図の理解、アルゴリズム(整列、探索、併合など) | ○ | ○ | ○ | |||
プログラム構造、データ型など | ○ | ○ | × | |||
プログラム言語(種類と特徴など) | ○ | ○ | ○ | |||
2.コンピュータシステム | ||||||
3.コンピュータ構成要素 | ||||||
コンピュータの構成、動作原理、プロセッサなど | ○ | ○ | ○ | |||
主記憶、キャッシュメモリ、半導体メモリなど | ○ | ○ | ○ | |||
補助記憶装置や媒体(種類と特徴、性能計算など) | ○ | ○ | ○ | |||
入出力インタフェース(種類と特徴など) | ○ | ○ | ○ | |||
入出力装置(種類と特徴、性能計算など) | ○ | ○ | ○ | |||
4.システム構成要素 | ||||||
システムの利用形態、システム構成など | ○ | ○ | ○ | |||
クライアントサーバシステム、RAIDなど | ○ | ○ | ○ | |||
システムの性能、信頼性、経済性など | ○ | ○ | × | |||
5.ソフトウェア | ||||||
オペレーティングシステム(タスク管理、記憶管理など) | ○ | ○ | ○ | |||
ミドルウェア(API、ライブラリ、シェルなど) | ○ | ○ | ○ | |||
ファイルシステム(ディレクトリ、ファイル編成など) | ○ | ○ | ○ | |||
言語処理ツール(コンパイラ、リンカ、ローダなど) | ○ | ○ | ○ | |||
CASE、エミュレータ、シミュレータなど | ○ | ○ | × | |||
6.ハードウェア | ||||||
基本論理回路、組合せ回路など | ○ | ○ | ○ | |||
3.技術要素 | ||||||
7.ヒューマンインタフェース | ||||||
GUI、帳票設計、画面設計、コード設計など | ○ | ○ | ○ | |||
8.マルチメディア | ||||||
オーサリングツール、JPEG、MPEGなど | ○ | ○ | ○ | |||
9.データベース | ||||||
データベースのモデル、DBMSなど | ○ | ○ | × | |||
データ分析、デ-タベースの設計、データの正規化など | ○ | ○ | × | |||
データ操作、SQLなど | ○ | ○ | × | |||
排他制御、障害回復、トランザクション管理など | ○ | ○ | × | |||
データウェアハウス、データマイニングなど | ○ | ○ | × | |||
10.ネットワーク | ||||||
インターネット(各種プロトコル、IPアドレスなど) | ○ | ○ | ○ | |||
LANとWAN(トポロジ、回線、DSU、モデムなど) | ○ | ○ | ○ | |||
LANのアクセス制御方式、LAN間接続装置など | ○ | ○ | × | |||
OSI基本参照モデル、HDLC、ネットワーク性能など | ○ | ○ | × | |||
ADSL、FTTH、CATV回線、イントラネットなど | ○ | ○ | ○ | |||
11.セキュリティ | ||||||
暗号技術、認証技術、利用者確認など | ○ | ○ | ○ | |||
ウイルスの種類と特徴、ウイルス対策など | ○ | ○ | ○ | |||
不正アクセス、不正侵入、不正行為の種類と対策など | ○ | ○ | ○ | |||
リスク管理、セキュリティ評価基準など | ○ | × | × | |||
4.開発技術 | ||||||
12.システム開発技術 | ||||||
業務分析と要件定義(DFD、E-R図、UMLなど) | ○ | ○ | ○ | |||
モジュール分割と独立性、オブジェクト指向など | ○ | ○ | × | |||
構造化プログラミング、コーディングなど | ○ | ○ | ○ | |||
テスト手法、レビュー手法、デバッグツールなど | ○ | ○ | ○ | |||
ソフトウェア保守(予防保守、修正保守など) | ○ | × | × | |||
13.ソフトウェア開発管理技術 | ||||||
ソフトウェア開発手法(スパイラルモデルなど) | ○ | ○ | ○ | |||
SLCP、リバースエンジニアリングなど | ○ | ○ | × | |||
マ ネ ジ メ ン ト 系 |
5.プロジェクトマネジメント | |||||
14.プロジェクトマネジメント | ||||||
コスト見積り(ファンクションポイント法など) | ○ | ○ | × | |||
日程計画(アローダイアグラムなど) | ○ | ○ | × | |||
人的資源管理(要員計画、要員補充など) | ○ | × | × | |||
進捗管理、品質管理、コスト管理など | ○ | ○ | × | |||
6.サービスマネジメント | ||||||
15.サービスマネジメント | ||||||
ITIL(サービスサポート、サービスデリバリなど) | ○ | ○ | × | |||
コンピュータの運用・管理、システム移行など | ○ | ○ | × | |||
ファシリティマネジメント(UPS、施設管理など) | ○ | × | × | |||
16.システム監査 | ||||||
システム監査(システム監査技法、監査証拠など) | ○ | × | × | |||
ス ト ラ テ ジ 系 |
7.システム戦略 | |||||
17.システム戦略 | ||||||
業務プロセス(業務改善、BPR、SFAなど) | ○ | ○ | × | |||
ソリューションビジネス(SaaS、SOAなど) | ○ | × | × | |||
18.システム企画 | ||||||
システム化構想、開発費用対効果、要件定義など | × | × | × | |||
8.経営戦略 | ||||||
19.経営戦略マネジメント | ||||||
経営戦略手法(コアコンピタンス、PPMなど) | ○ | ○ | × | |||
マーケティング理論、マーケティング手法など | ○ | ○ | × | |||
ビジネス戦略と目標・評価(CSF、KPI、KGIなど) | ○ | × | × | |||
経営管理システム(CRM、SCM、ERPなど) | ○ | ○ | × | |||
20.技術戦略マネジメント | ||||||
技術経営(MOT)、コア技術、ロードマップなど | × | × | × | |||
21.ビジネスインダストリ | ||||||
ビジネスシステム(POSシステム、EOSなど) | ○ | ○ | ○ | |||
エンジニアリングシステム(CAD、CAM、MRPなど) | ○ | ○ | ○ | |||
e-ビジネス(EC、EDI、RFIDなど) | ○ | ○ | ○ | |||
9.企業と法務 | ||||||
22.企業活動 | ||||||
経営組織(事業部制組織、CIOなど) | ○ | ○ | × | |||
ヒューマンリソース(OJT、CDP、MBOなど) | ○ | ○ | × | |||
経営管理と問題発見技法(PDCA、KJ法など) | ○ | ○ | × | |||
OR・IE(線形計画法、品質管理、在庫問題など) | ○ | ○ | × | |||
会計・財務(財務会計、管理会計、リースなど) | ○ | ○ | × | |||
23.法務 | ||||||
知的財産権(著作権、産業財産権など) | ○ | ○ | ○ | |||
労働者派遣法、不正アクセス禁止法、製造物責任法など | ○ | × | × | |||
ガイドライン(ソフトウェア管理ガイドラインなど) | ○ | ○ | × | |||
標準化団体(JIS、ISO、IEEEなど) | ○ | ○ | ○ | |||
各種コード(文字コード、QRコード、ISBNコードなど) | ○ | ○ | × | |||
補助単位(T、G、M、k、ミリ、マイクロ、ナノ、ピコ) | ○ | ○ | ○ | |||
国際規格(ISO 9000シリーズ、ISO 14000シリーズなど) | ○ | × | × |
実装するプログラムの要求仕様(入出力,処理,データ構造,アルゴリズム など)の把握,プログラム構造(モジュール分割、独立性、メインルーチン、サブルーチン など)の把握,オブジェクト指向の理解,使用するプログラム言語の仕様に基づくプログラムの実装,既存のプログラムの解読及び変更,処理の流れや変数の変化の想定,プログラムのテスト,処理の誤りの特定(デバッグ)及び修正方法の検討 など
注記 プログラム言語について,本試験では擬似言語を扱う。
型(整数型,実数型,文字列型 など),変数,配列,代入,算術演算(+,-,×,÷,mod など),比較演算(=,≠,<,>,≦,≧ など),論理演算(and,or など),シフト演算,選択処理(if,else,elseif など),繰返し処理(for,while,do-while など),手続・関数の呼出し(引数,戻り値,局所変数 など)など
再帰,スタック,キュー,木構造(2分探索木,探索木 など),流れ図,グラフ(最短経路探索 など),リスト(単方向リスト など),整列(バブルソート,クイックソート,マージソート,ヒープソート など),併合,探索(線形探索法,2分探索法,ハッシュ表探索法 など),文字列処理(文字列照合 など)など
数理・データサイエンス・AIなどの分野を題材としたプログラム など
情報セキュリティ要求事項の提示(物理的及び環境的セキュリティ,技術的及び運用のセキュリティ),セキュリティ関連法規(サイバーセキュリティ基本法,不正アクセス禁止法 など),セキュアプロトコル,認証,暗号,マルウェアからの保護,バックアップ,ログ取得及び監視,情報の転送における情報セキュリティの維持,脅威,脆弱性管理,利用者アクセスの管理,運用状況の点検 など
出題内容 | 1級 | 2級 | ||
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1.コンピュータシステムに関すること | ||||
1.ソフトウェア・ハードウェア | ||||
OS、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェア、記述言語、モデリング、数値・文字・画像・音声の表現、処理装置、記憶装置と媒体、入出力装置、命令実行方式、アドレス方式、システム構成など | ○ | ○ | ||
2.データベース | ||||
データベースの種類と特徴、データモデル、正規化、DBMS、データベース言語(SQL)など | ○ | ○ | ||
3.ネットワーク | ||||
ネットワーク構成、インターネット・イントラネット、プロトコル、データ通信、伝送制御など | ○ | ○ | ||
2.情報セキュリティに関すること | ||||
情報セキュリティポリシ、データベースセキュリティ、ネットワークセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、物理的セキュリティ、アクセス管理、暗号・認証、ウイルス対策など | ○ | ○ | ||
3.データ構造及びアルゴリズムに関すること | ||||
配列、リスト構造、木構造、グラフ、整列、探索、数値計算、文字列処理、図形処理、ファイル処理、計算量、誤差など | ○ | ○ | ||
4.ソフトウェア設計に関すること | ||||
ソフトウェア要求分析、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計、構造化設計、モジュール設計、オブジェクト指向設計、Webアプリケーション設計、テスト計画、ヒューマンインタフェースなど | ○ | × | ||
5.ソフトウェア開発に関すること | ||||
プログラミング(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)、テスト、デバッグなど | ○ | ○ | ||
6.マネジメントに関すること | ||||
1.プロジェクトマネジメント | ||||
見積手法、品質管理、工程管理、日程計画、コスト管理など | ○ | ○ | ||
2.サービスマネジメント | ||||
サービスレベル管理、供給者管理、容量・能力管理、リリース及び展開管理、インシデント管理、サービス要求管理、サービス可用性管理、システム運用管理、運用オペレーション、サービスデスクなど | ○ | ○ | ||
7.ストラテジに関すること | ||||
1.システム戦略 | ||||
情報システム戦略、業務プロセス、ビジネスモデルなど | ○ | ○ | ||
2.経営戦略・企業と法務 | ||||
ビジネスマネジメント、マーケティング、組織運営、企業会計、関連法規、標準化、ORなど | ○ | ○ |
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