国際電子ビジネス専門学校は、「すべては学生の成長のために」をポリシーに、沖縄県において高度IT領域からゲーム、デザイン、さらには経理事務やFPなどのオフィス・ビジネス分野まで、多岐にわたる教育を展開する専門学校です。沖縄県内に8校、全国114校の提携校ネットワークを生かし、教育や技術に関する情報を常に交換。最新かつ確かな技術と豊富な経験で、全国トップレベルの授業を展開されており、これまでも、サーティファイの情報処理系、ソフトウェア活用系、Webさらには著作権など様々な資格を活用いただき、例年優秀な成績をおさめられております。今回は、17年度よりあらたに採用されました「ビジネスコンプライアンス検定 BASIC WEBテスト」を採用された背景と、ご活用いただいたのちの学生様の反応についてお話を伺いました。
Q.ビジネスコンプライアンス検定の活用目的についてお聞かせください。
我々の学科の卒業生は、多種多様な業界・職種で活躍します。あらゆる現場で利用するコンピュータアプリケーションやタブレット端末の活用方法も指導しています。 企業様との情報交換を行っていくうえで、「タブレット端末活用方法を教えるのであれば、社会人としての正しい利用方法を教えるべき」との声をいただきました。活用方法だけでなく、行動規範への理解を含めた情報リテラシーなどの観点から、現代はどの企業の皆様も、「コンプライアンス」という言葉に敏感になっています。しかしながら、社会人と学生との「コンプライアンス意識」差は大きい。現場へ出る前に、少しでもそのギャップを埋め、技術面だけでなく 思考 → 行動 の部分でも成長させたいというのが目的です。
Q.ビジネスコンプライアンス検定の教育方法についてお聞かせください。
検定試験推奨のテキストを基本に、身近な話題として様々な例(企業の不祥事や不正など)のニュース記事やYouTubeなどの動画メディアを利用し、紹介しています。受験はBASIC WEBテストなので、「検定合格」ももちろんですが「コンプライアンスってどんなものか」を少しでも理解してもらうことを目標にしています。
Q.ビジネスコンプライアンス検定を受験された学生さんの反応はいかがでしたか。
「お堅い科目」という認識だったかもしれませんが、動画や身近なニュース記事を取り入れたので、意見も活発に出ていました。学習指導を進めるにつれ「これは当然ダメでしょ」という部分もあれば、談合についての話など、話題によっては「これもダメなの?」という反応もありました。おそらく学生たちは「わかっているつもり」で、「私は大丈夫。不祥事を起こすのは一部の変な人たち」と思っていたのでしょう。 しかし、「軽い考え」や「魔が差した」で大きな事件になるケースを知り、学生自身にも「トラブルを起こす可能性がある」と知ってもらえたようでした。
Q.今後、ビジネスコンプライアンス検定をどのように活用していきたいですか。
現在は社会へ出る直前の2年次後期で授業を実施しています。すでに就職内定をいただいている学生が多い時期なので、就職活動の武器として活用できていない部分があります。実施時期や授業の構成を検討し、就職活動で武器にしながら、卒業後もコンプライアンス意識を高く保てるようにしていきたいです。
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