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2022.11.22 Excel

【記事】Excel勉強のコツとは?上達するためのポイントを解説

Excelは、資料や報告書作成を実践しながらでも学べるツールです。そのため、ある程度の機能までは独学でも使いこなせるようになります。しかし、基礎からレベルアップすることは難しく、同じ作業の繰り返しだけではなかなか上達できません。実務のレベルアップのために、Excel中級者・上級者を目指すなら、学ぶ方法や順序を気にして勉強する必要があります。

この記事では、上達ポイントを押さえた効果的な勉強法をご紹介します。

目次

1.Excelが上達するポイント

Excelには多彩な機能が備わっており、どこから学習すればよいか迷うこともあるでしょう。

ここでは、上達に向けて重視すべきポイントをご紹介します。

1-1.いつもの作業の中で、使える機能を探す

Excelを使うと、さまざまな目的を実現することができます。しかし、上級者であってもすべての機能を使えるわけではありません。機能がありすぎて、どこから手をつけたらよいか迷うときは、普段使っている作業の中に、Excelの機能で使えるものがないかを考えます。普段使う機能であれば、使う機会が多いため覚えやすく、上達も早まります。

いつも使用している表やテンプレートのなかに、繰り返し作業や面倒な計算がありませんか?それらの内容は、Excelの関数や機能で実現できる可能性があります。また、新しいバージョンになると新機能が追加されることもあります。Google検索やヘルプ機能を駆使して、身近で使える機能をこまめに探す癖をつけましょう。

1-2.レベルに合わせて段階的に学習する

初心者を卒業し中級レベルに学習を進めると、複数の関数や機能を使いこなす場面が多々あります。

たとえば、文字列を操作する関数を使って、別の関数の条件を指定するときには、使う関数は2つです。このとき、文字列操作関数の意味を理解していなければ、希望通りの条件を指定できない可能性があります。

使われる機能や応用しやすい機能は、早めに学んでおく必要があるため、レベルに合わせて教材を選定し、順序よく段階的に学ぶと、その後の学習や実践を効率よく進めることができます。Excel関係の資格試験に挑戦することもおすすめです。基礎から上級者まで段階的に出題範囲が分かれているため、順序良く学べるからです。

1-3.学ぶだけでなく必ず実践する

テキストやサイト、書籍を読んで学んだ気になるだけでは、Excelは上達しません。簡単な表でも何でも、必ず手を動かして実践しましょう。

書籍には、サンプルデータが添付されているものがあります。解説サイトでも、データをダウンロードできることがあるため、積極的に利用してください。

コツは、普段からExcelを使い、気になったことはすぐに調べるようにすることです。

2.おすすめのExcel勉強法

Excelの上達を目指す理由は人によってさまざまです。

目的や用途にあわせて、最適な勉強法を選びましょう。

2-1.キーワードを選定して検索する

実務レベルを少しでも上げたい、今すぐ効率化したい場合は、Google検索を活用して身近で使える機能を探します。このとき、なるべく具体的なキーワードを入れることと、何回かキーワードを変えることがポイントです。

たとえば、文字列を操作するサイトを見つけたかったとします。キーワードを「Excel 活用法」「Excel 文字列」とした場合、なにについての活用法なのか、文字列をどのようにしたいのかが分からないため、必要なサイトをすぐに見つけることができません。

「Excel 文字列 操作」「Excel 文字列 取り出す」などと検索すると、用途に近い結果が表示されます。さらに、複数の検索結果に共通するキーワードに絞って検索すると、ぴったりのサイトを見つけることもできます。

2-2.参考書や解説本で学ぶ

Google検索だけでは知識の偏りが気になる人や、学びたい分野が決まっている人は、参考書や解説本がおすすめです。書籍であれば、自分のレベルや興味に合わせて選べますし、隙間時間での学習も可能です。また、比較的費用も少なく済みます。

一口にExcelの解説本といっても、内容はさまざまです。たとえば、資料作成に特化した書籍や、データ分析を詳しく解説した書籍などがあります。目次や書評をチェックして、目的にあった書籍を選びましょう。

2-3.YouTubeやアプリを参考にする

実践方法の確認には、YouTubeがおすすめです。YouTubeは、好きな時間に学んだり、途中で中断したりできるため、忙しい人でも続けられるツールです。操作方法や操作後の状態を視覚的に確認できるため、理解しやすい点が特徴です。

現在は、Excel関連の動画が多数投稿されており、無料でさまざまな動画が見られます。動画は説明を聞きながら勉強できるため、スクールで授業を受ける状態と似ています。

ただし、スクールと違って質問することはできません。自由に学習できることで、かえって継続できない可能性もあります。

2-4.パソコンスクールで学ぶ

分からないところを質問したい、または難易度の高いレベルに挑戦したい場合は、パソコンスクールやオンラインライブスクールが向いています。

スクールでは疑問点があれば、質問が可能です。理解しにくいところがあっても、ピンポイントで解説を聞くことで分からないままになることを防げます。

難点は、他の方法と比べて費用が高い点です。集中してレベルを上げたい人であれば、選択肢のひとつとなるでしょう。

2-5.資格取得を目指す

幅広く実務レベルを上げるには、資格試験への挑戦がおすすめです。Excel資格は、技術レベルによっていくつかの段階に分かれています。これらを順番通りに学ぶことで、よく使われる知識であれば網羅して学べます。

また、資格取得に合わせたテキストや解説本が用意されていることも特徴です。これらを使えば、順序良く効率的に学べます。中級レベルの資格を取得しておけば、就職や転職にも有利に働く可能性があります。

3.Excel®表計算処理技能認定試験に向けた勉強法

Excelのレベルアップに向けておすすめしたい資格試験は、Excel®表計算処理技能認定試験です。

試験のレベルは、1~3級に分かれています。3級は実技問題のみで、1・2級は知識問題と実技問題が出題されます。1・2級は中・上級者向けの内容となり、実務レベルの向上に最適な試験です。

実技問題では、データ集計や関数を用いたファイル編集などの実践的な力が求められます。そのため、試験勉強を通じて実践的な知識や能力を高められます。

3-1.無料のサンプル問題でレベルを確認する

Excel®表計算処理技能認定試験には、級ごとに分かれた無料のサンプル問題が用意されているため、試しに解いてみることで自分のレベル確認ができます。また、試験の方式を試すことになり、模擬試験としても有効です。

自分のレベルを確認できれば、明確な目標設定がしやすくなり、無駄なく学習できます。

3-2.公式テキストや動画学習を活用する

公式テキストのExcelクイックマスターは、画像が豊富に使われています。また、解説で使用されるサンプルデータはダウンロードできます。実際に操作方法を試しながら学べるテキストです。

他には、2・3級を対象とした動画学習も用意されています。視覚的で分かりやすく、隙間時間での学習にも最適です。

3-3.問題集を解いて苦手な分野を学びなおす

公式の問題集には、知識問題と実技問題の練習問題や、模擬試験方式のデータが付属しています。テキストで勉強を進めたら、積極的に練習問題を解いて苦手分野を把握すると効率的です。

繰り返し学習によって苦手分野も克服できたら、模擬試験で実力をはかり、本番の試験に臨みましょう。

4.目標を定めると効率的に学習できる

Excelを独学で学ぶなら、目標を定めて計画的に進めるほうが効率的です。資格取得は、分かりやすい目標として有効な手段といえます。

中級・上級者にレベルアップを図るなら、Excel®表計算処理技能認定試験の1・2級への挑戦がおすすめです。実践的な試験内容にあわせて勉強することで、実務レベルのスムーズな底上げが期待できます。

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