サーティファイの試験は「Officeを使えること」ではなく「Officeを使いこなせること」を証明します。
例えばExcelの場合、単純に「Excelが使えるひと」というと次の3つの要件が思い浮かびます。
- (1)基本操作ができる
- (2)関数が使える
- (3)マクロが組める
しかしながら、ビジネスシーンにおいては「基本操作をしてください」や「関数やマクロを組んでください」といった依頼や指示を受けることなどほとんどなく、多くの場合、請求書、アンケート集計、グラフといった成果物を作成することが求められます。
サーティファイの試験は個別のアプリケーション操作を非連続的に出題するような表面的なものではなく、ビジネスシーンで接する機会が多い一連の成果物を作る実務と密接した試験構成となっています。
就職・転職サイトやハローワークの求人票で多くの企業が「Officeが使える方」を募集していますが、これは「単純にOffice操作を知っている方」を募集しているのではなく「Officeを使いこなしてスピーディーに品質の高い成果物を作成できる方」を求めているのです。
サーティファイの試験は「Officeを使いこなしてスピーディーに品質の高い成果物を作成できること」を認定しています。

例:売上表(Excel®表計算処理技能認定試験1級より)