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サーティファイの活用事例紹介 サーティファイの資格検定試験を活用されている団体の事例をご紹介します。

Case-17

あずみ福祉カレッジ
キャリアコンサルタント
杉本 千春 様

あずみ福祉カレッジ様は、北海道札幌市にて、介護に関する講座を開講している教育訓練機関様です。
初任者研修や実務者研修、ガイドヘルパーなど、介護に関する様々な資格取得講座や講習会を開き、これから介護の職に携わる方のスキルアップを支援しています。2017年より、サーティファイのケア・コミュニケーション検定を採用いただいており、検定取得に向けた講座を開講することになった背景やご活用いただいた感想などを、あずみ福祉カレッジでキャリアコンサルタントを務められている杉本千春様にお伺いしましたのでご紹介いたします。

はじめに、御社の事業概要についてお聞かせください。

当校は介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の2つの資格取得が出来る職業訓練の通学コースと、15回のスクリーニングで介護職員初任者研修、9回のスクリーニングで介護福祉士実務者研修の資格取得をする通信コース他、全身性ガイドヘルパーや同行援護従業者養成研修、医療的教員講習会などの資格取得の講座を開催する学校を運営しております。特に授業の特徴として、介護の現場に則した内容を重視し指導しております。

ケア・コミュニケーション検定の活用目的についてお聞かせください。

公共職業訓練のカリキュラムに入っておりますが、その目的としましては職業意識を高めると共に、単なるコミュニケーションではなく、被援助者のニーズを掴み取る力を養う事はもちろん、自己理解をする事により柔軟に対応の出来る人材を育てるという事が大事だという観点からカリキュラムに入れております。そして、医療・福祉の法人からのご要望により、現職の職員の方々に向けてもケア・コミュニケーション検定講座を開講する運びとなっております。この事は医療・介護の現場の問題改善に大きく貢献出来るのではと考えております。

ケア・コミュニケーション検定の指導方法についてお聞かせください。

検定に合格する事のみが最終目的とならないよう、自分のスキルとなって職場に活かせる様にと考えて指導しております。その為にもケーススタディや演習などで具体的に理解する事が重要です。グループワークで徹底的に話し合い、自分の仕事と関連付けて考えられる様に進めています。グループワークする事により、自分独自のコミュニケーションの取り方に気づき、多々ある対応に柔軟性を持ったコミュニケーションが取れる様になると思っております。また単元毎に得点が出ますので、不得意な単元をしっかりと理解する事も指導しております。

ケア・コミュニケーション検定を受験された受講生のみなさんの反応はいかがでしたか。

思っていたよりもとても難しかった、もっとケア・コミュニケーションについて勉強したかった、などの意見が多く有ります。コミュニケーションの奥深さを感じる内容なのではないかと思います。また医療・福祉の世界では、こちらから促すまたは支援するというイメージで仕事をする場合が多いですが、まず相手を理解する事が最優先である事を改めて学んだという意見も多く有ります。

介護業界への就職を目指されている方や、既に介護業界で働かれていらっしゃる方へ、応援メッセージをお願いします。

どんなに機械化やAI化が進んでも、温かく心のこもったコミュニケーションはとても大切である業界です。意外とコミュニケーションが取れると思っている方でも、このケア・コミュニケーション検定の勉強をすると、改めて出来ていない部分や苦手な部分がある事がはっきりと分かります。近年クレームも多く、また離職も多い介護業界ですが、多忙な毎日の中でも技法の理解や意識を変える事で、モチベーションのコントロールもできるため、更にやりがいを持って毎日楽しく仕事をして頂きたいと思っております

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