基本情報技術者試験(FE)の午前試験が免除される制度とは
経済産業省が所管する国家資格である「基本情報技術者試験」は、毎年春期と秋期の年間2回、それぞれ「午前の部」と「午後の部」の2部制で実施されています。
一般には、「午前の部」で150分間、「午後の部」で150分間の合計300分間(5時間)の試験を1日かけて受験することになりますが、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に認定された「免除対象科目履修講座」を受講し、
「修了認定に係る試験」の合格などの修了認定の基準を満たすことによって、基本情報技術者試験の「午前の部」の受験が免除される制度が用意されています。
基本情報技術者試験(FE) 午前試験免除制度の活用方法
教育機関にて設置可能な「免除対象科目履修講座」は、修了試験の種類や民間資格の活用の有無によって次の4つに分類されており、サーティファイ情報処理技術者能力認定試験は、下表の(3)(4)の制度において活用することができます。
修了試験の実施方法 | |||
---|---|---|---|
IPA提供問題 | IPA審査問題 | ||
民間資格の 活用の 有無 |
無 | (1) 履修項目を全て履修し、IPAの提供する問題により修了試験を実施するもの。 |
(2) 履修項目を全て履修し、IPAの審査を受けて問題により修了試験を実施するもの。 |
有 | (3) 民間資格の取得によって履修項目の一部を免除する場合であって、IPAの提供する問題により修了試験を実施するもの。 |
(4) 民間資格の取得によって履修項目の一部を免除する場合であって、IPAの審査(サーティファイ作成)を受けた問題により修了試験を実施するもの。 |
※1 免除対象科目履修講座の詳細はこちら http://www.jitec.jp/1_80tokurei/manual_menjokoza_ari20121001.pdf
午前試験免除制度の適用を受け、基本情報技術者試験合格のチャンスを広げるために、サーティファイでは次の方法を提案しています。

情報処理技術者能力認定試験を活用した午前試験免除制度のメリット
サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する「情報処理技術者能力認定試験」を活用した午前試験免除制度には、教育機関の皆様にとって多くのメリットがあります。

導入事例

講座開設者の方へ・・・
サーティファイ情報処理能力認定委員会では、「情報処理技術者能力認定試験2級」または「2級第1部」を取得し、規定の講座を履修した方を対象に「修了認定に係る試験」を提供しています。
2020年度におきましては、下記の日程にて「修了認定に係る試験」を提供いたします。
●修了認定に係る試験問題実施日
令和2年秋期基本情報技術者試験向け:2020年7月25日(土) 午前10時30分〜午前11時30分
(1)試験時間:60分
(2)問題数:30問(多肢選択式)
(3)合格基準:18問/30問(60%)以上の正答
(4)受験料:1,500円(税込)、受験申込手続料2,240円(税込)
モデルカリキュラム

<詳細説明>
1年目前期 | サーティファイ情報処理技術者認定試験2級第1部合格・午前免除履修講座受験・サーティファイ修了試験合格を短期間で行うプランです。 既に情報処理に関する知識を持つ学生が対象となります。
|
---|---|
1年目後期 |
|