正しいコンテンツの取り扱いに役立つ資格検定試験 教育著作権検定が教職員の方々の仕事をバックアップします。 正しいコンテンツの取り扱いに役立つ資格検定試験 教育著作権検定が教職員の方々の仕事をバックアップします。

ICT利活用教育の拡大に伴い、教育現場では、教材のデジタル化が進み、教材作成時においては正しい方法での著作物の利用が求められます。
又、デジタルコンテンツが身近に溢れている現代においては、学生に対する「正しいコンテンツの取り扱い方」への教育は重要であり、教職員の方々の「著作権」の知識の習得は、必要不可欠なものとなっています。

教育著作権検定の
活用から得られるもの

  • メリット1スキルチェックと学習目標

    教育著作権検定は、5段階でのレベル認定試験です。客観的な視点から、ご自身の現在のスキルをご確認いただけるとともに、一定レベル以上の判定を獲得することを目標とすることで、学習モチベーションにつながります。

  • メリット2日常業務への自信と安心感

    スキルを証明するとこで、日常業務への自信と安心につながり、業務を優位に遂行することができます。また所属する教育機関からの信頼性も向上し、ご自身のキャリアアップにご活用いただけます。

  • メリット3学生へのよりよい教育

    検定を通じ、習得した「著作権」知識が、コンテンツに対する価値やその正しい取扱い方など、これからの情報化社会を生きぬくために必要な「情報活用能力」教育にお役立ていただけます。

検定利用者からの
評価と活用事例

京都教育大学 教育学部 社会科学科
法律学 講師

比良 友佳理 様

教員が学ぶべき著作権知識

合格者の声
教員にとっての著作権知識向上の重要性について、先生のご意見をおきかせください。

このことについては日々考えてさせられています。大きくは2点あります。
一つ目は、教員は様々な職業の中でも、「著作物」を扱う場面が非常に多い職業なので、学ぶ必要があります。
実際、論文や授業で使う教材を作成する際、他人の著作物を利用する場面が多くあります。しかしながら、正しい方法で利用できているか不安を覚えている教員は少なくないように感じます。
例えば、「制限規定」を盾に、「教育に関係していればなんでも出来る。」といった認識を持っている方や、逆に、法律に抵触しないよう「委縮」をしてしまい、本来は問題なく利用できるのに、あえて利用しないといった状況を耳にします。
双方とも、著作権を知れば、正しい方法で安心して良い教材や論文が作成できるはずです。

二つ目は、教員は、子供達に「著作権」を教えていく担い手になることが期待されています。デジタル社会の現代では、誰もが簡単に作成したコンテンツを発信し、また入手することが出来ます。現代の子供たちには、作成されたコンテンツに対する価値とその取扱いのルールを早い段階からしっかり伝える必要があり、そのためには教員が正しい知識を習得し、教育していくことが今後とても大切なことだと思います。

貴校で将来教員を目指す学生様に、どのような方法で著作権教育を行われていますか?

なるべく法学部での学びと差をつけないよう心掛けています。著作権をわかりやすく理解してもらうために、モラルの観点から教育を行うケースもありますが、モラルだけで考えると誤解が生じる可能性もあるので、法的な視点で教育するようにしています。
著作権については、「べからず教育」になりがちですが、そもそもなぜ著作権があるのか、という正当化根拠を理解してもらい、その上で、自由に利用できる場面もたくさんあることを伝えられるよう意識しています。

今後「教育著作権検定」をどのようにご活用されることをお考えですか?

私の授業を受けている学生には「教育著作権検定」を紹介しています。何か資格が欲しい、受けたいとの声も多くある中、検定試験を受験すれば、その結果が記録に残り、それをもって教員採用試験受験の際には、大きなアピールポイントになると思います。また検定受験を目標とすることで、授業へのモチベーションに大きく影響する点は大きいと思います。
今後も希望する学生には、受験を勧めていきたいと思います。

よくあるご質問

受験資格はありますか

学歴、年齢等に制限はありません。将来、教員を目指す学生の方々、小・中・高等学校、大学・専門学校の教職員の方々の受験を推奨しております。

受験方法についておしえてください

「団体受験」という方法で試験を提供しています。「団体受験」は、企業、各種法人、教育機関などの団体が、設置・保有する施設において所属する社員、受講生、学生などを対象に、試験会場として登録いただき、任意の日時で、1名様から受験いただけます。試験会場登録に、費用等は一切かかりません。

試験の出題内容についておしえてください。

詳しい出題範囲についてはコチラをご確認ください。
また、試験に対応した書籍もございます。書籍についてはコチラをご確認ください。

認定基準についておしえてください。

認定基準についておしえてください。
得点率をもとに、S、A、B、C、Dの5段階でのレベル認定をします。各レベル内容についてはコチラをご確認ください。

教育著作権検定

主催
サーティファイ著作権検定委員会
試験目的
教員養成課程の学生や教育機関で授業雄行う教職員の方々を対象に、学校生活およびに日常生活において必要とされる著作権に関する基礎的な内容の理解と、教育活動において著作物を適正に利活用するための応用力を測定・評価します。
試験時間
60分
題数
30題
認定基準
レベル認定  ※得点率をもとにS,A,B,C,Dの5段階でレベル認定します
出題形式
[筆記試験]
出題内容
学校生活およびに日常生活において必要とされる、
  1. (1)著作権に関する基礎的な知識
  2. (2)著作権法および関連する法令に関する基礎的知識
  3. (3)インターネットに関連する著作権および情報モラルについての基礎的知識
  4. (4)教育活動における著作権の適正な利活用に関する応用力について多肢選択問題として出題。

※試験実施年度1月1日時点に施行されている法令に基づき出題します。

学習時間の目安
15時間